WebデザイナーとWebエンジニアは、Web開発の中核となる重要な仕事を担う職種です。

Webエンジニアは、Web開発の中でも、システムやサービス構築といったバックエンドの仕事を多く請け負います。しかし、画面設計なども行うため、フロントエンドに関わる仕事がないとは言えません。
開発にはプログラミング言語を使用し、動作環境やクライアントの要望などで数種類のプログラミング言語を使い分けることもあります。Webサイトの見た目を操作するため、HTMLやCSSといったマークアップ言語やJavaScriptの知識も必要です。
このように多岐にわたる専門知識や技術が必要になるため、平均年収は450万円程と全職種の平均年収より高めです。経験を積み重ねプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーになると、数百万円の年収アップになることも珍しくありません。

一方、Webデザイナー、はWeb開発において、デザインなどのフロントエンドに関わる仕事が中心です。Webエンジニアにも必要な、マークアップ言語を使用して画面作成を行います。
平均年収は360万円程で、全職種の平均年収よりも低い水準になっています。しかしデザイン性の高い提案ができたり、Webエンジニアと遜色ないプログラミング言語が扱えたりする場合、平均年収より高い収入が十分に期待できます。
さらに、プロデューサーといった責任者になると、Webエンジニアの平均年収と同等以上の年収が見込めます。